人生の特等席

Ⓒ2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.

 

2009年公開の「グラントリノ」を撮り終えたあと、

イーストウッドは俳優引退宣言をした。

   

そのイーストウッドが82歳の今、

新作「人生の特等席」で主演を演じた。

なんとも胸が熱くなる。

その翻訳の仕事がワーナー映画から回ってきた。

    

制作担当の松崎さんが、人生の終焉を迎えつつあるイーストウッドの映画なら、もう還暦もかなり超えた菊地浩司にピッタリだろう(笑)と仕事を回したのだ。

     
昨年僕はブラッド・ピット主演の「マネーボール」を翻訳した。アメリカ・メジャーリーグのGMがセイバーメトリクスという近代的統計学的手法を用いて選手をスカウトするというストーリー。

  

そして今回の「人生の特等席」は、長年の自分の経験と勘を信じる定年間近なスカウトマンの話。

  

まるで真逆。

どっちの言い分にも惹かれるものがある。

 

  

さらに面白いのは「マネーボール」は昨年の東京国際映画祭のクロージング作品に選ばれ、

今年は「人生の特等席」が選ばれた。

 

小生2年連続クロージング作品に字幕を付けた。光栄である。

    
イーストウッドの作品は何本か翻訳してる。

特に印象深いのは1993年公開の「ザ・シークレットサービス」。

まだ現役バリバリ60代のイーストウッドはカッコよかったな。

小生もまだ60代、ちょっとあちこちパリパリ痛んできたが、イーストウッド張りに頑張るか。

 

 

『人生の特等席』公式サイト
配給:ワーナー・ブラザース映画
11月23日(金)全国ロードショー